「もういくつ寝るとお正月」(CDJ07-08〜WEST〜2日目)

今夜寝て、明日踊り倒したらもうお正月ですよ!名残り惜しいなぁ。なんでしょね、こないだパーソナルな本年度を振り返った時にはわりとうんざりしてたんすが、この2日を過ごした今になってはそんな悪いもんでもなかったなと思えてます。去る年を見送って、来る年を迎えうつ準備は万端。あと1日、あと1日だけは夢の中に。<本日の足取り>
monobrightACIDMAN→髭→ダイノジ(DJ 途中退場)→サンボ(終盤のみ)→ゴイング→Coccoエルレ
以下感触報告。

2日目ですでに起きられず、初めましてのmonobrightからスタート。「死んだ魚の目」、「頭の中のSOS」、新曲「WARP」が好かった。07年と08年を見せると宣言しとりましたが、序盤ギンギンロックに中盤バラードと多彩な顔を見せて頂きました。
アシッドと髭は詳細は違うけんど、どっちもひたすら気持いい。原子分解の世界と、遺伝子組み換えの世界?
甘いもの休憩取りつつ、ダイノジ氏のDJタイム。銀河をかける時が可愛いという情報を聞き、どないなものかと待っとりましたら、どことなくPVの踊りを思い出すナイスダンシングが確かに可愛い。キュッキュッ、のあそことか。世界一位のエアギターも垣間見えましたが、ヘッド持つ手つきからしてきまってた。ひゅー。
銀河見れたしと、サンボに移動。会場入った瞬間から迫ってくるあの叫びにとっつかまる。過剰さという狂気で、求めるのはヒカリの存在。そうまでして求めるもの、そうまでしないと求められないもの。どっちかはまだ分かんないけど、その姿を愛しく思うなあ。
なんだかんだ年内遭遇なかったゴイングさん。まさかの民トリ参加曲「イージュー★ライダー」から。音源じゃ聴き流してちゃったけど、ゴイングがこの曲カバーした必然性を理解した。永遠の少年性なんて言われるもの、言葉にしたら同じものかもしんないけど確実に絶対に質は変わってくもののはず。何を失って、代わりに何を得ましたか?そうして今、何を求めていますか?もっと聞いてみたいから、また会いに行かなくちゃ。ニューアルバム未チェックでしたが新曲陣もすごい良かったし、勿論!のスタンドバイミー、グラフディ、トワイライトで再会の喜び噛みしめ。そんでフェスでまさかの王子様タイムにノるきゃない。猫目の王子様は益々貫禄がお増しになって、白シャツエロスなお姿にドンちゃんばりのロック★ポップスターの風格を感じました。ミラクルボイスで獣の目のアンバランスがたまらぬね。
獣の目といえばCoccoちゃんも。姫は…人殺せる目で歌いあげるなぁ。
2日目締めはエルレと。今回のフェス参加に関して一騒動あった訳でしたが、その色々はケリついてんだなって音で判った。楽しみ尽くすために、余計なもの全て焼き切るう蒼い焔。楽しんだ、楽しみつくした!ピザから開始で、楽しめー!って言われてるんだもん。参加の件に関して直接は話しませんでしたが(幕張の方では言ってんのかな?)、細美さんの中で揺らいでた何かがちゃんと確認できたんだなってのを言葉でもっても伝えてもらいました。どんなに掴んだって思えたコトでも、すぐ忘れちゃったり迷っちゃったりってどしてもある。人間だから、うん人間だから。言い訳とか慰めとかじゃなく、こればっかはもう事実として。久々遭遇したMrフェザーで、細美さんの中の自分という名の人間不信ってそーと根深いんだろうなと今更ながらに思った。その嫌悪すらも“JustRain”の一言でしかないんだということも、また思ったこと。音楽というシェルターの中でなら、惑わされずに目を開ける。焼き切る焔を必要としてるのは、誰よりも彼であり彼ら自身。その出力は、そりゃ冴えてくしかないわ。焼き切ってなお残るもの確かめて、それでも積もるものがあったとしたら何度でも蒼い焔で焼き切って。またここで、この場所で。来年も、よろしくお願いいたします。