二人ぼっち大作戦(スパルタローカルズTour2007「スパルタ☆オールスター・クラシック」in名古屋今池ハックフィン

久々味噌カツ、やっぱ鉄板。

冬は終わったんだって、コウセイに云って欲しくて行ってきました。行ってきた!私の開花宣言はスパルタに、コウセイくんに託したかったの。
なんかどんどん音楽に閉じこもる確立が増えてるんですよ、自分内で。感触探査は、あれはわりとオープンな状態。外からの刺激(情報)に内でどをな反応が起こってんのか、拾って辿って言葉にする。そんなフル作動なために対応しきれなくて零れる情報も出てきちゃうんですが、それは単にOSの容量オーバーなだけ。
そうではなく、外からの情報を遮断したくて歌にだけ意識をおとしこめる状態。イライラを発生させる要因=外の情報をブロックする。去年いいヘッドフォン買ったのと状況の変化が絶妙にマッチしてか、それが顕著でね。ヘッドフォンが手っ取り早いけど、それが出来なかったら小さく歌ったり頭ん中で鳴らす。機嫌が良い時だけでなく、機嫌が悪い時も私は歌をくちずさみます。
んで、そうやって拒絶反応的に閉じる場合にはスパルタが聴きたくなる。音楽と君への心の託し方に勝手にどんどん好きになってく。「ロックとハニー」っていう同質同価の存在を必要とする弱さと、その弱さから生まれるはったりがとんでもなくタフでドキドキする。誰かにとってのロックスターってのは人の想いの分だけたくさんいるんでしょうが、私にとってのロックスターは安部コウセイ。ロックとハニーへの愛でもって、世界に宣戦布告する。
ドキドキしないつまんないこと、忘れちゃえばいい。ドキドキする大事なこと、忘れなければやってける。そんくらいのこと知ってるんだけど、ぐっちゃになって毎日放り込まれるから、どれが何だか簡単に判んなくなっちゃう。忘れることも忘れないことも、一人じゃ上手くできないよ。だからロックとあんたに夢中にさせて。踊って踊っておどって、この瞬間だけはロックとハニーと2人ぼっち。どうでもいいこと勝手に失くして、大事なもんだけ持って帰る。
冬が来る前の去年10月、「なんだ、ばかやろう」ツアーWACで聴けた『ウララ』が冬を乗り切るためのプレゼントに思えたんです。冬が過ぎてもうすぐ春だってのに理屈や不安にまだ溺れて縮んでた、自分の心の開花宣言にはこれっきゃないと思ったの。……バッチシ!!!
チケは結局ソールドアウトだった上に当日券出なかったんです。でも開場3時間前に譲って下さる方見つかって、その上譲って頂いたチケ番号が一桁とかで、かなりドラマティックで記念的な夜を過ごしました。会場のハックルフィンさ、最前に柵がなかった。お店の方に片足ステージにかけて踏ん張るように指示されましたから。あれよ波止場の船乗りスタイルよ!後ろには屈強な男子共、前にはコウセイ。逃げ場がねぇと開演まで恐怖を最前組で分かち合ってました。ちなみに私はよりにもよってフロント最前でしたがどんどん光広氏サイドに流された挙句、足が壁に挟間れちゃって。やべぇと思ったトコに「ピース」の前奏で、こりゃ死ぬと判断しスタッフさんに助けて出してもらいました。したら直後にコウセイがダイブしてさ。・・・せ、セーフ(汗。
ステージ見えなくたって気にせず踊り倒すけど、やっぱプレイ間近で見れるのは嬉しいっすね。安部兄弟に酔いしれまくった・・・。ベースのヘッドがこのままじゃ顔面あたるんじゃないかと恐怖するくらいの近さでしたから。伊藤さん確認するまでの余裕はなかったのだけ残念。そこまで欲は張れねぇわな。押しつぶされながらもノリにのって、脱出したからも踊り倒して大満足な2部構成でした。
アルバム新曲からもいくつか!音の快に身体煽られながら、ギターとか歌声が泣いてんだよな。あれが、もうズリぃ。音源発売後のツアーも発表されたし、また会いに行くかんなー!!でも前で頑張るのはもう最初で最後にしとく…。絶大な幸福感の引き換えに、しっかり身体が痛い。ガタガタボディで踊るぜ踊るぜ。