ASIAN KUNGFU-GENERATION Tour2006「count4my8beet」 inZepp大阪

アジカンツアー行ってきました。去年末の酔杯逃してからようやく初遭遇。なんつーか、自覚以上にこのバンドのこと好きなんだって思い知らされた2時間でした。

1曲目「暗号のワルツ」なのに(私的には結構じっくり聴く曲だった)メンバーそれぞれの身の内から抑えきれない熱量が溢れて音に絡んで、この後の爆発へのカウントダウンの気配にゾクゾク。んで2曲目「ワールドアパート」で起爆。
4人の音が重なって熱が絡んで、ステージに振動の円ができる。それが観客の熱を叫びを巻き込んでドンドン円周を広げる。「バンド」だ。存在が起こす振動の共鳴。この4人じゃないと生み出せない音、生まれない空間。もうすぐ30歳バンド(ここは笑うところ)の覚悟と貫禄、圧巻でした。

個々の楽器の聴かせ場に好きポイントってもちろんたくさんあるんだけど、どれひとつなくてもダメでどれにだって一瞬たりとも気が抜けない。ギターが重なる、リズムが刻まれる。それだけで泣きたくなる。というか実際「ブルートレイン」のイントロとか号泣しましたさ。ずっと聴きたかったってのもあるけど、この感情は多分ゆずくんに抱くのと近いと思う。人個人の、そんで人と人の関係で生まれるものの「可能性」。音を紡いで音を重ねて「音楽」を生み出すって行為は、それを証明してると思うんです。もちろん音楽だけがその証明手段の全てではなくてあくまでoneオブですけど、でも身体的快(聴覚だったり触覚だったり)とかなりダイレクトに直結しながら+で垣間見れる瞬間があるのが。私が今音楽を選んで好んでる理由の大きいとこです。

音の存在感に圧倒されつつも、視覚的情報摂取でキュンキュンきてましたよ。予想外に暴れん坊ベースな山ちゃん(仁王立ちにジャンピング打法にこれだからベーシストは/メロメロ)、両足が忙しすぎるキヨ(鐘系色々しこんでるし、すごいとしかいえない)、意外と動かないけどシェイクヘッドでノリノリケンちゃん(おうち持って帰りたい…)、本当に小さかったゴッチ(そこ。
みんな愛しすぎてたまらんのですが、「嘘とワンダーランド」でのエンジェル降臨っぷりに死にました。どうしようもない私の元に舞い降りてきて欲しい。

今日が2階指定で、明日がスタンディングという贅沢日程です。マジ神様仏様菅原道真様ありがとです(合掌。暴れん坊ベースっぷりが素敵過ぎた山田さんサイドを狙うか、エンジェルっぷりを堪能すべく喜多さんサイドに行くか、直前まで贅沢な悩みに頭を支配されようと思います。うぅ、大好き。