真心ブラザーズ「SMILE FINE TOUR」in京都タクタク

今日は真心先輩inタクタク。wアンコールで1時間35分。時間としては短いのに、密度の濃い時間でした。アルバムツアーとしては13曲中5曲という鬼の選曲ですが、どっぷり真心ブラザーズな一夜。空にまいあがれに素晴らしきこの世界に、人間はもう終わりだだし、STONEにスピードに拝啓ジョンレノンにドカーンまで、こんなに聴けていいの…?(呆然。グッドミュージックに触れる予定が、もちろんグッドミュージックを堪能しつつもそれに向けられるグッドエナジーを体感。熱かったぁ…。最低限、それが最大限。シンプルな構成だからこそ、音の迫力が生々しく届きすぎて唸るしかないっての。

CDでもつくづく想ってましたけど、桜井さんのギターはほんとヤバイ。ギターがひとつの生き物で、その生き物と会話してるみたい。なんであんな迫力があるんだろう。唸って歌って変化自在な音を、特に派手な動作なんてなく生み出してく。そりゃギター掲げたりなんかもされてましたけど、そこまでオーバーでなく必要最低限な印象。
倉持さんもフラフラ狭い中で踊ったりするけど、やっぱなんかそこまでオーバーじゃない感じ。とんでもないシャウトをまったく(一見ね。さすがに喉見りゃ血管浮いてたけど)力みなくだしてるトコ。その温度が激烈かっこいい。無駄がないのかなぁ。スピードで跳びました。ありゃ惚れますわ。たくさんの人が待ち望んでた「真心ブラザース」が、垣間見れた夜でした。

とんでもない熱量を気負いなく生み出す、健康さと狂気の紙一重。やっべー、おっさん陣マジやべー。ベースにドラムの4人編成でもめたくそな迫力なのに、10人編成のフルバージョンはどないなもんなんか。また10人編成は10人編成の最低限最大限を見せ付けてくれるんしょな…。いつか、だけど早く体感したくてウズウズします。夏の名曲2曲の、うつみさんのコーラスがめたくそス キ。