レミオロメンTOUR2006 “UNDER THE SUN”

レミです。レミ行ってきます。POPEGGから何が孵るか、それはやっぱツアー終えてからじゃないとジャッジできねーだろーけど、殻の奥で躍動する何かを少しでも感じとれたらいいなと思います。そして秀ちゃんに惨敗乙女心を啓介さんに癒して貰ってくるんだい!ラーブ!!

そして忘れちゃいけない、藤巻の頬肉もガン見しないと。最後に「ヒスタミンよせー」とか独り言かます子よ、むしろお前のそのプライスレスっぷりをよせ。


太陽の下で会ってきました!広がる青空を見上げる、瞳の奥の熱量。やっぱり奴らもバカデカいもん身の内に飼ってやがった。嬉しい嬉しい。やっと会えた。

やっと会えたし、やっと彼らの「今」を掴まえれた心地です。音源の段階ではいつも、まーだなんか隠してるだろという出し惜しみ感というか。もっとの先を感じさせられ焦れったさが残るのですが、間違いなく「今日」の120%を見せてくれました。そういうライブをしてきて、そんでこれからもっともっとそんなライブをやってくんだろうな。早くその殻を食い破れ。追加最終山梨でどんな姿になってるか、直接体感することは出来ないけど考えるだけでゾクゾクしますわ。

テンションも勿論ですがセットリスト等の構成も、現時点での最高のものを体感させてくれたと思います。とにかく良いライブだった!という感触が残ってて、帰路の寒さも気にならない程興奮してます。
治くんの重量感があるというのではないけど、芯のある骨太なドラムがリズムを刻み。啓介さんのベースがどこまでも広がる藤巻の声にハモって。そこに皆川さんのキーボードが彩りを添えて。かーっこよかった。

初ホールツアーってもこれを助走にして次のアルバムでガツンと飛び立つんでしょうなと、先が本当に楽しみでなりません。私の今ツアー参戦は今回が最初で最後になるので、だからこそ次に会える時が待ち遠しいです。

POPEGGが羽化して羽ばたく瞬間は、さぁ何時だ。

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生み出す音もその姿もかっちょよかったんですが、それでもやっぱり随所に繰り出されるお茶目言動が可愛らしくて。秀ちゃんに惨敗乙女心は啓介さんにより余裕で修復、どころか活性化。巻の進行をぶったぎって喋り倒すは、治くんを嬉々としてイジるは、演奏中も自由自在に移動する。ごっさんに「自由人」と称されたライブでのお姿、堪能させて頂きました。やはりレミ内でお付きあいしたいのは啓介さんだと確認した1夜でした。ラーブラブ。

治くんもドラムプレイはかっけーのに、ドラム離れて喋って動き出したらアイドルで。そのギャップに爆笑せずにはいられませぬ。プライスレース。秀ちゃんの(いっそ神経質と言っちゃいたくなる)細かい動きを見た直後だからやもしれませんが、治くんの動きは全体的に柔らかかくてその違いも興味深かったですわ。合間にくるっとスティック回してんのが鳥の旋廻みたいでかわゆい。オサ鳥羽ばたいてた。

藤巻は頬肉ガン見するには距離があり断念。でも改めて曲聴いて思うのは、やっぱ巻のしなやかな我(エゴ)の在り方は好感ですわ。自分から出発するけど、自分だけでは完結しえなくて、だから他者を求める。そこがブレないから関係性を営むのに努力がいることをぼかさずしっかり求める結果、新世界探したがったりするめんどくささがあるんでお付き合いはしたくないですが。人としての在り方としては非常に気持ちいいなぁと毎度思います。
あと身体と心の乖離にすごい敏感だなーとも思いましたわ。自然界と自分の距離っての?匂いとか湿度とかそういう生物レベルでの感受性に富んでるのは、やっぱもみの木狩り出来るほど山に住んでただけはあんのかなぁという(アジカンロックスゲスト時のネタ。「呼吸」って動作をあれこれ詞に盛り込んでる印象があるんですが、身体を確かめる一番手っ取り早い方法は目つぶって深呼吸することだもんな。
ズレを感じた時にブレーキをかけれる、一旦止まれる。そういう健康的ってか建設的な思考持ってるのが巻はおもしろいと思うのです。藤がやったばっかだけどさ、私としては巻の2万字実現が待ち遠しいっす、同じ山梨でも志村とは随分違うだろうし、そういうトコも含めて藤巻の人格形成環境に相変わらず興味津々。