「告白されたすぎる」（BaseBallBear TOUR'07B-POP HIGH SCHOOL TOUR in京都磔磔）

こいちゃんは京都弁の女の子に告白されたいんだって。その娘が上海美人系な顔だったら言うことないんだって。…彼とは気があいそうだ。
ずっと小出氏にとってのリアリティが何か興味があったんですが、“永遠”への侵犯かなぁと。夢や憧れって形として抱く永遠を、君との関係において具現化する。心の中で生きる幻として永遠をとどまらすんじゃなくて、今という瞬間に解放させる。
こいちゃん自身であり楽曲、そしてバンド全体においていたるところで確信犯な匂いがするのを気に入っております。そんなあらゆる完成度の高さの中で意外に荒々しい叫びをするのを殊気に入ってるんですが、やーえぐられた。表現のコーティング（言語センスかなり秀逸だと思いますが）やサウンド面でくるまれてたけど、貫かれてる動機ってのはものすごく真っ正直なもの。まっすぐに、“永遠”へと伸ばされる手。最近は本来持ってるストレートさを全面にだしてるみたいすが、それもでもきっとこれから変わってくと思う。今夜出会った青年が年食ってって、変わらないけども変わる世界をこのバンドでどう魅せてくのか。その未来がものすごく気になるトコロ。
アルバムBを聴きすぎてた故にほとんど曲判んなかった昨年のCDJ遭遇でしたが、改めましての再会はやっぱり演奏の巧さにうなる。こいちゃんのボーカルに関根嬢のコーラス、そこに第三の層としてのっかってくる湯浅くんのギター！歌いすぎぃ！！（大興奮。堀之内くんは一見一人畑違いの人みたいな印象すら受けるぶといドラム叩くなー。ロック飛び越えてパンクみたいな、そういうあれ。
あとこいちゃんはメンバーが好きすぎるなーとも。すげぇセルフプロデュースできる印象抱いてましたが、バンド全体としての戦略もバンドでありメンバー大好きだからこそ出来ることなんだろうな。噂の湯浅ダンスもお目にかかれましたが、あれもこいちゃんが一番楽しんでんじゃん。…くそぅ、好ましいじゃないか。
それはそれとして湯浅ダンス、タンバリン持ち出して始まったはずがいつの間にかタンバリンほっぽって見事な手さばきみせて頂きました。普通にキレがすごイイぞ。

• • • • • • • • • • -

禁断の小出メッセ読み返しをしたら京都弁の話発見。一貫してんだねー…。残念ながら嫌いじゃない、残念なことに嫌いじゃないんだよそういう人。