「リーダー、今日も素敵です」(the pillows Wake UP!Tour in京都MUSE)

だから理想の男なんですって!獣の狂気と人の理性。孤独の深度と温もりの融点。扱いのめんどくささやそのつよがりも、愛しい愛しいストレンジカメレオン。理想の男にメロメロになりながら、グッドミュージックに踊り倒しましたさ。
飛んでも跳んでも超えられない大きな壁に隔たれて、いつも世界の外っかわ。そ知らぬ顔で存在する世界をいつも見上げてばかり。隙間からもれる光に憧れて、何度も何度も狙ってく。打ち捨てられたガラクタから見つけた宝物が、その光を一層反射させるから。またこうして世界に挑んでく。
さわおさんのジャンプって不恰好だと思うんです。細美さんとかすげぇ整ったラインで跳ぶのに対して、その時そのときバランスとかも一瞬ハラっとする危なさとかもある。なのに目が、心が奪われる。飛べるとか、跳べないとか関係ない。思うが侭に求める侭に、その一途さに奪われる。
暑っい熱っい京都の夜に、御機嫌模様でやたらと饒舌。どんだけ熱く暑かったかというと、放出した水蒸気が天井で結露してんじゃね?という水滴が落ちてくるのを何度も目撃しました。ポリのハヤシさんが前にブログで書いてたあの現象じゃね?ピロウズワンマンは一年ちょっと前の同じく京都MUSEぶりでしたが、今年もAC終り拍手鳴り止まぬ中SEで流れた「YOUNGTER」(去年は「MYFOOT」だった筈)を残った面子で大合唱。今夜の熱狂と愛情と感謝を、ありったけ。最高だぜ京都BUSTERS。