「Lets GO SUMMER!」(スパルタローカルズTOUR2007 スパルタ☆オールスター・クラシック in京都磔磔)

志村がかっこよく思えた訳が整理できました。私、弱ってる。暑さと課題と仕事に振りまわされて、わりとキリキリなメンタル状態なんだと気付きました。ファブ大阪でACん時ライブ終わるのが淋しくて、帰るのがいやで泣いちゃったかんね。モノノケに意識むけることでどっぷり逃避ってた。でもファブは完全に忘れさせてはくんないの。モノノケの叫びは行きたい場所があることを思い知らせてくる。私が行きたい場所とファブが、志村が目指す場所は違うけども、ジリジリ射程距離定めてる姿はすげぇかっこよかったのよね。
行きたい場所がある。そんためにはやることやるしかない。んだけどもしんどい!!ってのたうちまわりたい何かもある。しんどさ認めちゃうのは怖いからだましだましやってくんだけど、無意識に逃避方向探してんの自覚しちゃったんで認めます。そんな今夜はロックとハニーと2人ぼっち。Dearロックスター。誰かにとってのロックスターってのは人の想いの分だけたくさんいるんでしょうが、私にとってのロックスターは安部コウセイっ!!
ファブには心を託すけど、スパルタには心を預ける。微妙なニュアンスの差をまだ明確に説明できないんスが、その“心を預ける”って定義が私の中のロックスター認証の根拠。君に手をのばすためのはったり。はったりというだけあって、それはつよがりだから弱さが前提であり発露であること。2人ぼっちを求める弱さと、2人ぼっちを貫く強さ。過ぎ去るものと、迎え撃たねばならぬもの。その狭間の今この瞬間、君と2人で踊り明かす。過ぎ去るものに振り回されず、迎え撃つものに惑わされず、今を輝かすための秘策。弱さが生む覚悟は優しくて激しくて甘いのよ。

最新アルバムの前半部中心に、懐かしナンバーふんだんに織り交ぜ1時間40分弱。ピースをWACでやったくらいに、いつもの定番曲が前作「ばかやろう」ナンバーと入れ替わりな印象があり。曲数増えてくにつれ、あれ聴けて嬉しいんだけどもこっちも聴きたい!!ってジレンマが出現しますな。めちゃくちゃ楽しいんだけども、やっぱアルバム発売後ツアーの欲として後半部「象」「CHOCO」「APOLO」も聴きたかった…(これだけ無念。しっかし「スペシャル・ボイス」→「Ghost Town」の流れは聴かせてきましたぜ。コウセイは単純なボーカル力としての声とかは弱い方だと思いますが、表現力ってのか?ひとつひとつのシャウトや発声が、ひっかいてくる。んでもって伊東さんのギターがまた普通に上手いってのにプラスして昂ぶりと同時に泣いてるような、感情のゆらぎを鳴らしてくっから。ひっかかれて溢れた感情、拳にこめて踊りまくるしかない。
今回追加公演という事でかチケ大分余ってた様で、会場サイドにテーブル出てたりと変則仕様。そして3月の名古屋ハックルフィンの狂乱再現の様に柵がない磔磔が柵を所有してない訳ではない。ファブやらテナーやらでは出現してる。客数に応じて会場仕様変更するように前線配備も変えてる様ですが、それにしたって危ねぇだろうと2列目くらい行けそうだったけど端っこで飛び跳ねるの選びました。ちなみに開演前に柵がないからあんまり押さないでその場で楽しんでください という注意事項がスタッフさんからありました。無茶な注文だなーと思うも男子率低かったからか、いつも程危なそうではなかったわ。モッシュも嫌いじゃないけど当たり負けするので厳し。

認めた感情、音に預けて昇華させて。現状一時楽にはなったけども、しんどさの根本原因が解消されてないのでまた随時たまってくのでしょう。そこは次の再会でまた晴らしてもらってと、その繰り返ししかないっすな。冬は終って春が過ぎて、そんで夏なんだから。縮こまってばっかないで、ギラついてやりますよ。