カウントゼロ

窓からの光で目がさめて、「晴れたぞー!!」ってコウセイの声が浮かんだ。すっかり秋の空でいやになる。とうとう今日になっちゃった。
このすげぇ音楽がもう聴けなくなるの?って、音源片手にしょぼくれてた8月はまだ余裕があった。そう思うのも結局のとこ、“意地”の部分で言葉にしたくなくてほっといたものが「いやだっ!!」って究極駄々だとタイムリミットを前にして認めることができたから。あぁいやだいやだ。たったひとつの救いは踊って躍っておどって全部ぶつけりゃいいってだけ。最初っから分かってたんで、とっときのTシャツに着替えて出かけます。まぼろしを刻みに。