優しい笑顔曇らぬ様に(ゆず アリーナツアー2008 WONDERFUL WORLD in大分・別府ビーコンプラザ)

いつも通りにいいライブでした。その“いつも通り”が一番すごいと思う。
北川さんのお父さんが亡くなられた事をライブ前日に教えてもらって、笑ってくれるんだろうなと思った。会場に来た私達に笑って欲しくて、いつも通りの笑顔を見せてくれるんだろうなって、いつも通りに歌を届けてくれるんだろうなって思ってた。そんでその通りだった。
待っていてくれる人に歌を届ける。彼らのその誠意とプロ意識を改めて感じる機会になった。初めてましての大分で、彼らを迎える歓声に応えきっていた。今まで色んな土地でそうであった様に、いつも通りに笑顔溢れる時間を作ってくれた。
私の両隣はお知り合いのお子さん。 左が弟くんで右がお兄ちゃん。京都ライブ以来二年ぶりに、お母さんと私と四人でゆずのライブに行く約束が実った。朝からまだかな?と待ちこがれてた二人に咲いた笑顔をしっかり見せて貰いました。届いてるよ、届いてるから、こんなにいい笑顔が咲いてたよ。笑ってくれる仁のために笑おうって決めてたのに、そう思ったら泣けてきちゃった。
届いてるから待っててくれて。待っているから届けてくれて。どっちがなくても成立しない、幸福な循環。やっと!って待ってくれてた、初めましての大分だからより感じれた夜。私の涙を弟くんが不思議そうに見てました。ごめんね、大人は泣いてばっかりで。