始まってはいるんだ

・色々計算違いがあったので、しれっと「だって以下略好きなんだもん！」2007年度版を修正・追加。
・なんやかんや腰すえるタイミングがなかったので、音楽ライフと共にパーソナルな2007年も総決算。
まとめる余裕がなかったんですが、12月にも就活して計4回、今年は挑みました。年内滑り込みで全国流通誌にイラスト使ってもらえるの決まったり、ホントに少しずつですけど動いた分の手ごたえは生まれております。また大人の事情で本契約が延々になってんすが、携帯マンガ配信サイトの方でデビューが決まってたりします。
振り返れば前半戦は始めたくて始めらんなくて、焦りっぱなしで。後半戦は始めてはみたものの、これでいいのか確証持てずもがきっぱなしでしたわ。年中通してガツガツで且つイライラしてたってのが反省点。目の前のこと食らいつくことと、全体を俯瞰してみることと、なかなか両立できませんが一旦深呼吸するクセは練習中。
そんな今年一年通じて得た確信は、始まっちゃってるということ。仕事として職人として生きてくために始めたくて始めらんなくてジリジリしてたけど、なんとか始めることはできました。哀しい事にありがたい事に、もう始まっちゃってるから、だから後は続けていくしかないんだなっていう絶望も抱きました。こういう生のあり方を選択しちゃったという点で、私は私自身を根源的に恨んでるんだと気付いた。
ものすごく間接的にですけどもお世話になってる先生に、まずは自分のこと好きになってあげることが必要だよ的なことこないだ言われましてね。自分のこと大好きだとも思ってないけど、支障が出るほど嫌ってるとも思ってなかったんで、そんな忠告を受けるとは予想外すぎてちょっと考えてみたんですよ。自分のこうでしかありえない気質の数々を諦めてはいるから“嫌い”じゃないけども、確かに“好き”でもないわなと結論。
かといってねぇ、そんなねぇ、無理無理。判ったからってムリ無理。そりゃ極力生き易いよう努力はするけど、そういう努力とは次元が違う話ですからな。
ただそこでもういっこ気付いたのが、だから私は人が好きだと言えるという事。誰かの中に好ましいものを見出すことで、人の生が、ひいては自分の人生がそんなに悪いもんじゃねぇなって思える。そんな回りくどいことしないと自分を大事にできなくたって、自分を信じれなくたっていいよね。回りくどいとしてもそれさえあれば、なんとか大事にしたり信じたりができないことはないから。音楽に心を預けたり、託したりするってのは私にとってそういう事の一環だと、解ってたことを今更認識いたしました。おお、めんどくさい。
己のめんどくささを一層自覚して迎える2007年末。始まっちゃったし戻れないし、かといって終わらせたくもないから、しょーがないんで生きていきます。2008年も、後ろ向きに前を向くよ。