噛みつくみたいな投げキッス(スパルタローカルズTOUR2007 「スパルタ★オールスター・クラシック」in大阪BIGCAT)

一ヵ月と短いスパンでの再会は初めてなスパルタ。二時間踊り倒した!以上!!ってなくらいまずはこの充実感。狂犬も絶好調に暴れとったが、こっちもこっちで大暴動。広めな場所だからか音がよぉ響いてハモが、スパルタは基本コーラスってかかけあいなノリですが、場面は少ないものの安部兄弟ハーモニーが格段に美麗で湧きましたわ。コウセイの声がなんか威力ましてて、喋り声から歌声への変化のギャップにゾクっときた。あ ま い。
ドキドキすることと出会った喜び。ドキドキしないことに囲まれるイガイガ。ドキドキすることを抱き続ける辛さ。探しては追いかけて、出会ってはこのドキドキが刻まれる。幻は鮮明に、憧れはより深く。そして孤独を自覚する。ドキドキすることと、出会って生まれた哀しみ。その哀しみが、その喜びが、何度も手を伸ばさせる。
京都ん時とセットリストいくつか変わってて、「象」に「APOLO」聴けたよ!!(ただし「スペシャルボイス」・「Ghost Town」と入れ替え)「象」がすっごかった。伊藤さんの泣きギターには毎度ひっかかれるけども、コウセイとのギターの絡みが一層かきむしってきて、バンド一体となってすんごいゆらぎ生んでた。
この哀しさの質が、存在が、私にとってのロックスターの所以かなぁとボンヤリ思った今夜。哀しいから。哀しいのはいやだから、“君”に手をのばす。透明な孤独の色。対してファブがもつ哀しさの質ってのは「哀しみになりきらない虚しさ」かなぁ。んー、もうちょっとスッキリ言語化したいなぁ。
そういう感触は感触として、汗と一緒に気持ちの不純物流れ出したカンジにスッキリ心地。またすぐ溜まってくんだろうけども、そん時はまたロックとハニーと2人ぼっちなこの時間を。自然の季節に関係なく心はすぐカッチカッチに固まっちゃうから、冬を溶かして春を告げるおまじない。アイラブユーで、世界を回すぜ。
<その他報告>
・ポリとの2マンツアーの話題でやたらキレのいい「トイス!!」を連発
・WACん時で出てくるときになぜか「サバイバルダンス」を熱唱(それも1曲計算らしい。