「ボート代わりのレコードに」
- アーティスト: フジファブリック,志村正彦,北原雅彦,城戸紘志,東京スカパラダイスオーケストラ
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2007/06/06
- メディア: CD
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ここ最近のラジオ露出とかで「サーファーに憧れてるの?」とか質問をよくされてる志村ですけど、これのおもしろさはサーファーきどりの“彼”も、彼についてっちゃった“君”も、そんなサーファーきどりの彼をチっって思いつつもちょっとは羨ましい自分をも、滑稽に笑い飛ばしてるトコだと思うんすよね。最高にかっけーじゃん。
判りきったことたちにイチイチ振り回される、自分や周囲や世界。笑っちゃうんだけど、どっか哀しくてやるせなくて愛しかったりもする。ただ揶揄る皮肉さってよりも、“滑稽さ”って感触。客観的な目線ていうと自分を対象から切り離すことでもあんだけど、やっぱそこでどっかで一緒にイチイチ振り回されてる自分もいんのよね。自分も含めた、周囲や世界を笑い飛ばす。そうすることがイチイチ揺さぶられるちっぽけな自分の防御であり最大の攻撃。
世界が笑うなら世界を笑い飛ばしてやろうぜ。変われない自分が、少しだけ変わって得た確信でもって。
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しかし歌詞カードみて一番鮮烈だったが「どうでもヨークシャテリア」でしょうか。さすがラフランス=洋なしセンスな男だぜ。またひとつ、志村がファブが好きになりました。ほんまおもろいわ。
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あとやっとスカパラホーン隊参加部をじっくり味わえましたが、かっこよすぎ歌いすぎ。閃光だよー!!ライブではダイちゃんがトランペット挑戦してんすけど、ごめん正直全然ショボい…。努力はもちろん買うけども音源こんな激渋なんだもん。物足んねぇよ。うー、他にもホーン入った曲作ってライブにサポートホーン隊組み込むとか(いつものツアーは無理でも野音アゲインとかスペシャルワンマン系で)、どっかで夏…っていうか山中湖でスペシャル共演してくれーーー(悲鳴。
まだ諦めきれんていうよりも思い出した。ラジオでそれこそ云ってたのよ、この夏どっかでそんなスペシャル共演の実現もあるかもしれないー?みたいな含みもたせた言い方。それで願望スイッチ入っちゃったんだわ。ちきしょう。