ポップザウルス、ポップエッグ

「茜空」遭遇衝撃に巻vs山崎さん読み返すついでに音源まで保留してたサクvs山崎さんを読む。ロックオヤジ最高(爆笑。やべーやべー、山崎さんやっぱすげぇ。
アルバム「HOME」は今までのものに比べてサク個人の意図ってのが非常に薄く感じました。なんですけどーーー、でも確かにあの声は桜井和寿で、あの音はMrCildren。そこにいるの、確かに声の向こうに音の向こうに歌の中に。作為性ってのかな?わりとこう、昔の作品はこれ上手いこと云ったろみたいな加減を感じるんですが、最近の、特に「箒星」からすんごい軽やかになった様に想ってて。そう、表現の膜って評してたんすよね。論理と表現でコーティングされるものがあって、その薄皮一枚がずっともどかしかった。だけどそれがとっぱらわれたと思ったのが「IVU」。むきだしのサクがそこにいた。
んで「箒星」・「しるし」とまたもっとずっと声が言葉が生き生きと伝わってくる。思うが侭の言葉を、感じるままの音にのせて紡いでく。どんどん皮膚に近づいてきた。その先に届いたアルバムは皮膚に重なってくるような、でも確かにそこにミスチルが存在する違和感っつーと言葉悪いからなんだ?あーまだ出てこねぇ。…ってもぞもぞしてたのを山崎さんが整理して伝えてたよーぅ。<こわばりがない言葉選び まぁフェイク以外は笑>ってつけたしとか最高。
期待ってエゴをどんだけ自覚的か読めなくて山崎さんに対する評価を最後の一線で保留してたんですが、鹿野さんにもそうでしたけど小娘の懸念なんざぶっ越えたトコでいやがりますわ。ちっくしょーーおもしれぇ(ジタバタ。「フェイク」に関する部分とかのジャッジを自分はライブ待ちですが、山崎さんのこだわる点にはわりと同意+未来への密かな楽しみボムとして抱いてたんで、来号の全員インタビューも楽しみですわ。
サクVS山崎さんに爆笑してちょっと愉快になった気持ちで巻VS山崎さんも読み返しました。そっちは、まだもうちょい発酵させときます。「パラダイム」で冬から春へのつなぎ目を、「茜空」で春の裂け目を届けてきて。802のキャンペーンソングの「幸福のカタチ」でも春がモチーフだってんで、次にはどんな春を見せてくれんのか。それが気になる。それが楽しみ。

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このイキオイで録画してた「MUSIC LOVER」観ました。…今日のMステでもまた思いましたけど、おっさんどんどんかっこつけなくなったなー。究極のええかっこしでシフクん時とか前の日から考えてたろっていうMCとかしてたのに、特に去年からステージ上とかコメントとか色んなとこでどんどん無防備な表情見せるようになっててるのがなんか、心持ってかれます。人は変わるし、変われるんだ。その事実につかまれる。