ロックンロール宣誓式

TEENAGER

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手に取る日を、迎える日を、2年2ヶ月待ちにまった。ライブや先行音源を通じて触れてたフジファブリックの欠片がここに集結した。ロックを通じてなら一生青春できるんじゃないか。そんな憧れを抱いた少年はとっくに青年になってたけど、大きくなった身体でも掴めないもの持て余してる。憧れに伸ばしたその手を、こぼれるもの拾うためにまた伸ばす。一生ロックし続けるために、青年の、青年たちの全てをこめたアルバム。
会いたかったよ。そして早く会いたいな。あーくっそ、「3 The third alubm」としっかり刻まれてんのが腹たつわ。続けてくんだろ、まだまだもっと見たことない場所連れてってくれるんしょ。2年2ヶ月に敬意と愛情と興奮を。そして未来に満面の笑みを。

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「誰かが死ぬ前にユニコーン再結成してくれ!」(別冊カドカワ奥田民生特集 志村コメントラストを抜粋)
気の長さが逆に失礼っぽい!!(爆笑。

志村は民生さんを媒介に音楽を、ロックを見てる部分があると私は思ってるので、このコメントと音人対樋口さんで伺える民生さんに対する距離感の変化が、「TEENNAGER」の存在どんぴしゃだなぁと思いました。でも変わってないなとも思う。「ロックなら一生青春できるんじゃないか」って語ったとき((GC7密着ドキュメンタリーbyNHK))の、ぼそぼそした喋りに反したマジなあの眼。「TTENAGER」の核に感じるのはそのまなざし。落とした視線を今はまっすぐにあげて。